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何かと話題の、シェアハウス。どんなトラブルが?

 今回はシェアハウスについてご紹介します。
何かと話題のシェアハウスですが、投資物件としても注目を集めました。一体どのような仕組み、問題点があるのでしょうか。

シェアハウスとは?
 そもそもシェアハウスとは、どのような物件を指すのでしょか。
シェアハウスとは、1軒の住居を複数人で共有している物件です。つまり1部屋に共同で生活する人がいることになり、このような同居人をシェアメイトと言います。
一般的にはキッチン、浴室、トイレなどを共用して、各居住者の部屋は個室としています。ファミリー世帯向けの2LDK等の物件を2~3人で借り上げて節約する、という考えから始まったものがシェアハウスです。
仮に家賃が10万円の物件でも3人で共有すれば、1人当たり約3万円の家賃で済みます。
それに加えてキッチン、浴室、トイレなどはグレードの高いものを使用できるため、お得感があり、特に若者がこのような形態で居住しているのが目立ちます。

シェアハウスからトラブルにつながる?
 シェアハウスは、トラブルが生じることもしばしばあります。
例えば1人でも家賃滞納があると、契約の名義上、他の契約者にも迷惑がかかることがあります。さらにシェアハウスの中には、共同住宅としての要件や消防法上の要件を満たさない、「脱法シェアハウス」というものが存在しており、違法に利用されている物件も存在していますから注意が必要です。
また、実際に居住していると住人同士でのトラブルも存在するため、同居を早々に解消する人も多いようです。

トラブルを防ぐためには?
 まず、オーナー側がシェアハウスのトラブルを防ぐには、経営するアパートやマンションでシェアハウスについてのデメリットを想定して、それに対応した規約づくり、審査項目を考える必要があるでしょう。
入居者側は、他人との共同生活を送るうえで、プライバシーの侵害がないように心がけるようにしましょう。

シェアハウスでは盗難やストーカー、金銭問題などにも繋がることがあるため、想像よりもシビアなものだと認識しておくと良いでしょう。

【弁護士の一言】
 かぼちゃの馬車事件の前後は、シェアハウスによる賃貸物件は、非常に流行っていた印象です。シェアハウスで若い男女が共同生活の上、恋愛するみたいなテレビ番組も、流行を後押ししていたのでしょう。
例の事件以降は、この形態は減少傾向だと思いますが、理屈上は、確かにメリットも多々あるのですよね。一人当たりの賃料を下げ、浴室やトイレを共同利用することで、多人数に貸し出すことによって利回りを増額させることが可能です。ただ、印象としては、複数人の共同生活のため、共用部分の消耗が早いということや、複数人の共同生活によるトラブルも、通常の物件よりも多く感じます。
また、コロナ禍以降は、衛生面でも、やや忌避されているかもしれません。

【監修 弁護士 山村暢彦】

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